イベント/ニュース

2020.01.24.金
本グループの大前先生が IEEE Young Researcher Award (Computational Intelligence Society Japan Chapter) を受賞しました。

この賞は、計算知能 (Computational Intelligence) 分野において今後の発展が期待される研究を遂行した、35歳未満の研究者に贈られるものです。本学教員は、超小型の慣性センサを装着したアスリートから得られる慣性信号に対し、時間・周波数解析と機械学習(人工知能)を適用することで、競技を構成する人の連鎖的な動作を極めて少ない誤差で1ユニットごとに分解するとともに、そのパフォーマンスを全自動で定量化するアルゴリズムを考案しました。また、本アルゴリズムをシステムに実装することで、コーチが不在であってもアスリート自身がパフォーマンスを客観的に知ることができる環境を構築しました。この研究は、オリンピックを目指すアスリートなどへの適用が期待されています。この取り組みが評価され、IEEEより本賞が授与されました。2020年9月に表彰式が開かれる予定です。

2020.01.20.月
人工知能セミナー「災害把握と環境評価のための地理空間AI」
39-305教室, 17:00〜19:30, 理化学研究所 横矢直人氏

 2020年1月20日17時から19時30分まで39号館305教室で横矢直人氏(理化学研究所革新知能統合研究センター空間情報学ユニット ユニットリーダー)をお招きし、災害把握と環境評価のための地理空間AIというタイトルの講演が行われました。参加者は教員8名、学生26名、合計34名でした。
 
 講演では、リモートセンシングによる地球規模の災害情報の収集と、災害時の災害予測を中心に、わかりやすく、楽しく説明していただきました。特にリモートセンシングでは広範な領域を扱うと1画素あたりの距離が大きくなり、解像度が落ちるという問題を、超解像の技術を用いて克服すること、被害状況を判定するために、人のラベル付けしたデータを用いてAIで学習し、それをラベル付けされていないケースに適用する、などのAIを用いた最先端の技術についても紹介されました。

 1時間半という長時間の講演の中で、参加者から活発な質問が出てとても盛り上がり、充実した講演会となりました。学生の参加も26名と多く、講演後も学生からの熱心な質問が続きました。講演後の懇親会では、横矢先生と参加者がざっくばらんに情報交換をし、楽しい時間を過ごすことができました。

2019.12.13.金
人工知能セミナー「CNNによるデータ駆動型流体シミュレーション」
39-305教室, 17:00〜18:00, 榎本知幸さん(数理情報M2, 指導教員: 角田先生)

 令和元年12月13日 17時から18時15分まで、39号館305教室でセミナーが行われました。講師は大学院数理情報工学専攻角田研究室の榎本知幸さんでした。タイトルはCNNによるデータ駆動型流体シミュレーションでした。本研究は、近年アニメーションでは物理モデルに基づく物理現象の再現が多く用いられていますが、その都度物理モデルを数値計算で解くため、膨大な時間がかかり、長時間のアニメーションの製作は困難になっています。それに対し、提案モデルでは(1)2次元の物理現象を低次元化し、(2)低次元データの時間発展をニューラルネットワークで学習、(3)各時刻の低次元データを2次元の物理現象に再現する、という方法を用いて数値計算をせずに物理現象を再現します。これにより計算時間の大幅な削減に成功しました。発表後、提案モデルが災害シミュレーションにも用いることができるのでは、カオスのような現象にも使えるのか、などの質問がなされ、活発な討議が行われました。

 本学部津田沼キャンパス39号館401教室に於いて、2019年1月15日(火) 16時20分から第2回人工知能リサーチ・グループ講演会が開催されました。講演会は統計数理研究所モデリング研究系准教授 日野英逸氏をお招きして「スパース推定の地球科学への応用」のタイトルでお話を頂きました。参加者は教職員 5名、学生39名の合計44名でした。講演タイトルにあるスパース推定は、本来のモデルのパラメータ候補群から重要なものを選択する最先端の人工知能の方法です。講演ではスパース推定の基本およびその考え方をわかりやすく、そして楽しく説明して頂きました。講演会では活発な質疑応答がなされ、とても充実した講演会になり、講演終了後も質問をする学生も何人かおりました。最後に、小規模な懇親会を開催し、日野先生からは普段聞けないような最前線の研究の話やそれに纏わる苦労話なども聞くことができ、有意義な会になりました。

 7月13日(金)18時から津田沼キャンパス39号館301教室で、人工知能リサーチ・グループの第1回講演会が開催されました。講演会では、産業技術総合研究所人工知能リサーチグループ主任研究員の永田賢二氏を講師に迎え、キーテクノロジーの1つであるベイズ推定を用いたモデル選択の方法を中心に講演をして頂きました。学生の参加も多く、熱心な質問がたくさん出されました。講演後の懇親会では参加者が情報交換をし、有意義な時間を過ごしました。